こんにちは、azumiです。
今回は、以前からずっと楽しみにしていたミッフィー展に行ってきたので、感想や購入品などをご紹介していきたいと思います!
待ちに待ったミッフィー展!
オランダの絵本作家であるディック・ブルーナさんが描くミッフィー(うさこちゃん)は、2020年に誕生から65年を迎えました。
誕生65周年を記念する展覧会「誕生65周年記念 ミッフィー展」が、2020年の夏の東京の松屋銀座をはじめに、全国各地を巡回しています。
そしてついに!!
2021年12月11日(土)に名古屋にもミッフィー展がやってきました!!
2021年12月11日(土)〜 2021年1月16日(日)の期間、名古屋市中区栄にある松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)で開催されています。
開館時間は10時〜19時30分までで、入館料は、一般1,000円、高・大生は700円、小・中生は400円、未就学児は無料です!
前売券・当日券ともに、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラス、セブンイレブン、ファミリーマートで販売しています。
今回の展覧会のテーマは”with”で、ミッフィーをとりまく家族や友達が一緒に紡いでいく物語を、
貴重な直筆原画やスケッチ、創作メモなどの資料を通して紹介されています。
日本初登場を含む、300点以上の作品が公開されています!
こんな機会は滅多にないと思うので、ミッフィー好きな方はぜひ足を運んでみてくださいね!
ミッフィーの生みの親 ディック・ブルーナさん
ディック・ブルーナさんは、1927年にオランダのユトレヒトに生まれました。
絵本作家・グラフィックデザイナーとして世界的に活躍しています。
2017年2月に生涯をとじるまでに、120タイトルを超える絵本を創作しました。
暖かみのある手描きの線、鮮やかな色使い、観る者の想像力に訴えるシンプルで大胆な構成の作品で、世界中の子供から大人まで幅広く愛されています。
全世界で約50カ国語に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなりました。
ブルーナさんの名言
ブルーナさんが残した名言を7つご紹介したいと思います。
シンプルで誰にでも理解できるもの。そして、最後にほっと幸せになれるものを、創造力の続く限り、作り続けるつもりです。
読み終えた時に心に残るあたたかさこそ、小さな子どもたちを強くするにちがいない。
ぼくの作るものはシンプルでいて、見る人にイマジネーションを働かせるものでなくてはならない。
わたしの線は、いつもすこし震えています。まるで心臓の鼓動のように。震える線はわたしの個性なのです。
デザインはシンプルであることが一番大事。完璧であるだけでなく、できるだけシンプルを心がける。そうすれば見る人がいっぱい想像できるのです。これがわたしの哲学。
ぼくの仕事のやり方は毎日の積み重ねです。いつでも、今日は昨日より少しでもいいものをつくろうと心がけて、ずっとやってきました。
昨日よりもっとがんばろうと思う熱い気持ちと努力を継続していくことができれば、だれもが平等に輝くことができると、ぼくは信じています。
言葉の一つ一つからブルーナさんのあたたかさや熱意を感じ、今の自分の心に響きました。
絵本作家としても、デザイナーとしても、人としても、尊敬します!
これらの名言は、下記の書籍に書かれているものの一部です。
今回のミッフィー展で、さらにミッフィーが好きになりましたし、ブルーナさんも好きになりました!
貴重な展示の数々で大満足でした!
ブルーナさん直筆の原画やスケッチ、絵本には採用されなかった作品、創作にかけるブルーナさんの熱い想いやこだわりなどに触れることができ、終始ときめきっぱなしでした!
展示の仕方もとても綺麗でした!
入り口付近の通路には、カラフルな6色が使われた正方形の形をしたデザインが特徴的なミッフィーをはじめとするブルーナさんの絵本が壁面いっぱいにずらり!!
この絵本読んだことある!こんな絵本あったんだ!とわくわくしながら進みました。
ディック・ブルーナさんに関する展示や映像もあり、その中でも、オランダのユトレヒトにあるミッフィーの信号機が印象的でした!
信号機の赤には、立ち止まっているミッフィーが、青には歩いているミッフィーがデザインされていて、とってもかわいい!
しかも横断歩道はカラフルなレインボーカラー!
オランダのユトレヒトには、他にもミッフィーの銅像やミッフィー博物館もあるらしく、街並みも素敵なのでいつか行ってみたいです。
ブルーナさんがアトリエで絵を描いている様子も大きなスクリーンで見ることができました。
細い筆で少しずつ丁寧に線を描かれている様子がとても印象的でした。
一気に線を引くのではなく、点を重ねるように、ゆっくりと描いていくのがブルーナさん流です。
愛用の画材は、黒色のポスターカラーで、筆は使いやすいように穂先をカットしていたそうです。
この作業が最も緊張する瞬間の一つで、30分集中しては休み、また集中を繰り返して少しずつ丁寧に仕上げていたそうです。
スケッチの展示を見た時も感じたのですが、ミッフィーはシンプルな絵に見えて、きっちりと描かれた下絵に沿って試行錯誤を重ねて描かれているのだと感銘をを受けました。
ミッフィーの絵本には、赤・黄・緑・青・茶・灰色の計6色が使われています。
たった6色で、キャラクターの感情や雰囲気を表現できるのはすごいと思いました。
さらに驚いたのが、ブルーナさんの描画方法です!
トレーシングペーパーに何度も何度も満足がいくまで下書きをし、次にそのトレーシングペーパーを水彩紙の上に置き、下書きの線を鉛筆でなぞります。
そしてさらに、鉛筆でなぞってへこんだ部分を筆で丁寧にゆっくりとなぞり、決まった下絵を透明フィルムに焼き付け、そのフィルムの下に形に合わせて切った色紙を重ねて、どの配色が合うかをあれこれと考えていたそうです。
ここまで手間暇をかけて創作されていることを初めて知り、驚きました!
トレーシングペーパー、原画、透明フィルム、色紙、全てが展示されており、とても見ごたえがありました!
イラストだけでなく、ミッフィーシリーズの絵本の原稿や、角野栄子さんや石井桃子さんをはじめとした、計7名の著名な方々の貴重なコメントも展示されていました。
原稿には最終稿まで、何度も訂正のメモ書きがありました。
ブルーナさんの絵本の文章は1ページ4行で構成されており、2行目と4行目の最後には、同じ響きの単語が選ばれているそうです。
展示のあちこちにあるブルーナさんの走り書きからは、作品へかける大きな愛情、熱意を感じました。
著名な方々の中には、ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこさんのコメントもありました。
ミッフィーの大ファンであるさくらももこさんがブルーナさんに贈った、ブルーナさんにミッフィーとちびまる子ちゃんの絵、ブルーナさんがさくらももこさんに贈ったミッフィーの絵も展示されていました!
2作品ともとてもかわいかったです!
そして最後には、ユトレヒトにあるブルーナさんのスタジオの収納棚に普段は保管されている、過去のミッフィーグッズがたくさん展示されていました!
タオルやぬいぐるみ、時計やネックレスなどのアクセサリーや、文房具、子供用のエプロンのようなものまで展示されていて、今では滅多に見ることができないレアなものばかり!
販売されていたら購入したい!と思うものがたくさんありました…!
かわいいミッフィーグッズの数々…!
貴重な展示の数々を見て大大大満足した後は!!
そうです!ミッフィーのグッズショップでお買い物です!!
ミッフィー展限定の商品も色々ありました♡
ミッフィー展に行くのが12月後半になってしまったので、ちらほらとグッズが売り切れていました!
それでもまだ多くのグッズが販売されていたので、今からでも遅くないです!!
ただ、グッズ購入には展覧会会場の入館券が必要なので、展覧会は見ずに、ミッフィーのグッズだけ買いにいく…ということはできなさそう。。。
ぜひ展覧会でミッフィーとブルーナさんの魅力をたくさん感じてから、グッズショップに足を運んでくださいね!
どんなミッフィーグッズが販売されているかはミッフィー展の公式サイトに載っていたので、気になった方はそちらをご覧ください ♪
公式サイトに載っていないグッズも多く販売されていました!
私は、モロゾフのリーフクッキー、ポストカード4枚、ロルバーンのメモ帳、ワイドデコラッシュ、マスキングテープ3個の計10点を購入しました〜!
かわいい…かわいすぎる…!!
ポストカードの種類がかなり豊富で、悩みに悩んで4枚選びました。笑
特にお気に入りなのが、ミッフィーがお風呂に入っているポストカード…!!
絵本でこんなシーンあったんだ…かわいすぎます…。
お風呂ミッフィーだけは即決でした!笑
他にもミッフィー展公式図録や、マグカップ、ボールペンやぬいぐるみなど、気になるものがたくさんありましたが、買い過ぎになってしまうので我慢しました…笑
まとめ
ミッフィーとディック・ブルーナさんの魅力がぎゅっと詰まった、ミッフィー展。
見終わった時は、温かい気持ちでいっぱいになりました。
ミッフィーが好きな方も、そうでない方も、ぜひ一度、ミッフィーとブルーナさんの優しい温もりを感じに足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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